今を生きる

日付:2025年4月7日 著者:イルミナカレッジ浜松校

こんにちは。イルミナカレッジ浜松校 ピア支援員Mさんです。
春は別れの季節でもあります。Mさんは親の仕事の関係で、県内の引越しが多かった子供時代でした。
切なさやら、どうにもならないことへの諦めや、環境が変化することの難しさも学んだものだ。しみじみ。

別れは新しい出発でもありますが、同時に見えない未来への不安も生み出します。

未来への不安、それは誰もが抱える可能性のある感情です。特に、社会復帰を目指す皆さんにとって、未来は未知数で、期待と同時に不安も感じやすいものですよね。

「本当に就職できるのだろうか」
「職場に馴染めるだろうか」
「長く働き続けられるだろうか」…など。

そんな不安が頭をよぎる時、心が重くなってしまうかもしれません。
しかし、未来はまだ決まっていないからこそ、今をコツコツと積み上げていくことが大切。

今回は、少しでも前向きな気持ちで日々の課題に取り組むための3つの方法をご紹介します。

  1. 小さな目標を立てて、達成感を積み重ねる

大きな目標をいきなり目指すと、道のりが遠すぎて不安になりがちです。
まずは、毎日の小さな目標(例えば、「毎日1ページでも本を読む」「1日1回は外に出てみる」など)を立て、それを達成することに集中しましょう。
目標を達成するたびに、すこし自信がつきます。
続けていくと、不思議と不安も和らいでいきますよ。
コツはちっさなちっさなことから始めること。最初から成功しようとしないこと!
本を読むことも、1ページが無理なら、1行からでもOKです。なんならめくれたらオッケー!
小さなステップを確実に踏んでいきましょう。

  1. 「今、ここ」に意識を向ける

未来への不安は、「まだ起こっていないこと」への心配です。過去や未来にとらわれず、「今、ここ」でできることに意識を向けましょう。
例えば、事業所でのプログラムに集中したり、休憩時間にリラックスしたりすることで、心の状態が安定し、不安を感じにくくなります。
深呼吸も効果的。1分でも「目を閉じて深呼吸だけ繰り返す」だけで、リラックスできるものです。
「ながら」作業をしない、というのもいいですよ。
「スマホを見ながら食事をしない」、も良いです!
1日1回か2回くらいは取り組めそうですよね。
ご飯の見た目、味やにおいに集中してみてください。結構頭がすっきりします!

  1. 周囲の人と気持ちを共有する

一人で抱え込まず、事業所のスタッフや家族、友人に気持ちを話してみましょう。
話すことで気持ちが整理され、新たな視点や解決策が見つかることもありますよ。
同じような不安を抱えている仲間と話すことで、安心感が得られることもあります。事業所の仲間に話しかけてみませんか。

未来への不安は、誰にでもあるもの。焦らず、一歩ずつ前に進んでいきましょうね。