こんにちは!イルミナカレッジ浜松校 ピア支援員Mです。
先日、財布も腕時計も名刺も忘れて外出してしまい、まるでサザエさんのような一日を過ごしました。 うっかり忘れ物が多いのは、もしかしたら私の「考え方のクセ」と関係があるのかもしれません。
さて、今日は就労移行支援の利用者の方によく見られる「考え方のクセ」についてお話します。
皆さんは、
と思ったことはありませんか?
こうした「考え方のクセ」は、過去の辛い経験から生まれるものであり、決して悪いものではありません。むしろ、自分を守るための防衛反応とも言えます。
しかし、うつ状態や強い不安を感じている時は、この「考え方のクセ」が心を必要以上に苦しめ、自信をなくさせ、行動を制限してしまうことがあります。
このような考え方のことを、心理学では「認知の歪み」と言います。 「物事の受け取り方や解釈に偏りが生じる現象」のことです。
私は個人的に、「世界を見る心のメガネにヒビが入って、いろいろなことが歪んで見えてしまっている状態」と捉えています。
「認知の歪み」の中でも、「過度の一般化」は、ある出来事を、この先起こることや可能性、周囲の見え方すべてに当てはめてしまう考え方です。
例えば、
といった考え方がこれにあたります。
では、過度の一般化から抜け出すためにはどうすればいいのでしょうか?
就職活動はマラソンのようなもので、苦しい道のりです。 しかし、就労移行支援には、支援員だけでなく、大勢の支えてくれる人、支えようとしてくれる人がいます。
大切なのは、一歩踏み出す勇気、視野を広げること、そして冷静な振り返りです。
少しずつ「過度の一般化」から抜け出し、より客観的な視点で物事を捉えられるようにしていきましょう。
就職は「マッチング」です。 あなたという人間が良い、悪いと言うことではなく、「職場とあなたの相性がいいかどうか」という目線で考えることを大切にしてくださいね。
一人で克服するのが難しいと感じたら、遠慮なく相談してくださいね。 一緒に解決策を見つけていきましょう。
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